有限会社イヴニングスター

先生への提言

歯医者の仕事は、口の中に証拠が残ります。

未来の医療、未来の患者、未来の自分から、 先生が今、何を言い、何をするのか、穴の開くほど見られています。
先生は、なんとなく与えられている枠組みの中で、競争を続けるしかないのでしょうか。 それでいいのでしょうか。

業界の常識から戦略的に逸脱して、マーケットを創る側に回れば、 今までの先生の仕事の価値は一変します。強い信念で、正しいことを推し進めていくところに必ず道は拓かれます。

働き甲斐のある、自分をあざむかない仕事をしているか。 自分自身をとことん納得させらる仕事ができれば、他人を説得することは簡単なはずです。

偉大な挑戦に参加する人の輪を広げましょう。 人間性を取り戻す力を持った、未来の私たちが選びたくなる医療サービスを、一緒に創っていきましょう。変わり映えのしない、似通ったものを人よりも多く売ろうという発想から抜け出しましょう。

これから医療はどう変わるのか、
歯医者の仕事はどう変わるのか、
人々のライフスタイルはどう変わるのか。

患者さんに幸せな驚きを提供できるのは、
どんなドクターの、
どんな治療、
どんな医療サービスだろうか。

医療サービスの質を上げるには、人のレベルを上げるしかありません。 すべては責任ある個人の存在から始まります。
自分の行動の宣伝に終始せず、人と世の中を動かすための戦略をもってメッセージを発信して下さい。

ドクター自身が、感動あるライフスタイルを。人々の幸せを増幅させる医療の追求を。 自分に挑戦しよう。自分の人生を特別なものに!

付加価値の高い歯科医療についてカンカンガクガク発信していこう!

自費・自由診療では窓口負担が大きくなるから、患者さんに薦めるのは難しい。
治療の違いについて説明し、理解してもらうのが難しい。

患者自身が認識できるレベルで「困った状況」になるか、コンプレックスなど切実なニーズがあるか、ドクターに言われるままに予防メンテナンス治療に来ることが消極的な習慣になっているような患者さんしか、今の歯医者さんには来院していません。

自分で病気や症状を取り除きたい、自分の健康を高めたいという積極的な、健康感度の高い患者さんというのは、「まだ歯科医院にはやって来ていない」のです。なぜそうなっているのかと言えば、歯医者さん自身が世の中への影響力の作り方を知らないからです。

患者さんの少ない医院では、もっと患者さんを集めてレセプト枚数をたくさん稼ぎたいと思う。 患者さんの多い医院では、忙しすぎてしんどい、身体を壊しかねないから単価を上げて数を絞りたいと思う。勤務医を抱えても、人のレバレッジを効かせた優れた診療体制を築けている歯科医院は稀です。

要するに、保険がメインの診療体制では労働集約型のビジネスモデルから抜け出すことは難しいのです。しかも、戦略的に自由診療を取り入れてブランディングできていることろは、本当に少ない。患者さんを集める施策や、自費診療は儲かるらしいといって、人まねの後手後手で中途半端にしか導入できていない医院がほとんど。

また先進的に変わった治療(健康にとって本来的な治療)を実践しているドクターが、認知されて、評判を作り出し、ブランディングできているケースは、これもまた稀です。本当はこういう先生にこそ歯科から健康市場を引っ張って行って欲しいのですが…。

儲かるというのは、患者さんの支持と感謝を圧倒的に集め、人と世の中に価値を提供している対価だから、儲からなければいけないのです。儲かっていない弊害は、ドクターはもちろん、患者さんも、医院に関わる人々の誰も幸せにしません。バタバタ貧乏な医院、儲かっていないドクターの存在意義は今後益々薄くなっていきます。

集患するマーケティングだけは上手くて儲かっている医院でも、先生の中身が問われる時代がスグそこまできています。いい理念をもって、良い治療をするドクターほど、物心ともに豊かになっていかなければいけません。

患者さんが少なくても多くても、ドクターは問題を抱えていて、どちらのドクターも頭を抱えながら、今までと同じやり方に固執している。患者さんが少なければ、不安やストレスをうまくマネジメントできずに焦るばっかりで、胎(はら)を据えて自分の使命と戦略を考える余裕もなくなるようです。患者さんが多ければ、「まだうちは患者が多いほうだから」というのが隠れ蓑になって、問題の本質を余計見えにくくしています。

患者さんの健康に貢献できる、付加価値の高い歯科医療について、ドクター自身がカンカンガクガク発信していこう!患者さんや世の中に影響力をもつ歯科ドクターグループを形成しよう!

成長する健康市場を、指をくわえて見ているだけではいけません!

歯科医として、成長する健康市場にどう食い込んでいくか。歯科医だからこそできることは何か。どんな治療をしているときが一番やりがいを感じるか。どういう患者さんに幸せになってほしいか。先生じゃないとできないことは、何か。

体に合わない保険金属を除去し、生体に合う自費に歯科材料へ

アマルガム・パラジウム合金・ニッケルクロムなどの保険金属が患者さんの身体に合わない場合、それらの金属を除去して生体に合う自費金属へ取り替えるという治療が考えられます。保険の歯科材料の一部が金属アレルギーの引き金になったり、イオン化して体内に金属成分が溶け出したり、口腔内の電流を引き起こしたり、電磁波のアンテナになるとも言われています。体に入ってしまった重金属のデトックスも大切なことですが、原因となっている金属を根本から取り除けるのは歯医者さんだけです。

歯周病菌等の口腔内細菌を除去する

歯周病が全身疾患の要因になるという可能性が指摘されています。(肺炎、糖尿病、早産、心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化など。)患者さんは、自分一人の力では歯周病菌から身を守ることができません。定期検診(健診)、PMTC、メンテナンスを予防プログラム化して、「むし歯や歯周病、その他の病気の原因となる悪玉菌のデトックス」を行なうことができるのは歯科衛生士さんであり、先生ご自身です。

かみ合わせの不適合を調整する

噛み合わせが悪いことで、肩・首・背中・腰のこりや痛み、うつ病、自律神経系、ホルモンバランスなどに影響があることが示唆されています。全身の最適なバランス、心身を整える鍵の一つはかみ合わせにあると言えますが、長い年月をかけて変わってきた患者さんの咬み合わせを、患者さん自身で治すことはほぼ不可能です。かみ合わせの治療、顎関節症の治療、矯正治療といった根本的な治療は、歯医者さんでしかできません。

歯科と健康市場のコラボレーション

  • インプラントによって自分の歯と同じように噛めることの恩恵
  • あるいはインプラントの留意すべき影響の議論
  • 歯軋り、くいしばりの及ぼす影響、改善することの恩恵、
  • 神経を抜いた歯の処置について、患者さんの将来がどうなるかを考慮した最適提案
  • 咀嚼の意味
  • 唾液の役割
  • 噛むことによるアンチエイジングや脳、自律神経、ホルモンバランスへの影響
  • ダイエット、小顔、顔のしわや表情が変わる
  • 心療歯科や、コンプレックスの解消が与える心理的な好影響
  • 生活指導による健康意識の向上
  • 美容歯科の質と美しく活き活きと生きる人の条件とは
  • 生体と歯のかかわり
  • 歩くことと歯のかかわり
  • 内科医と歯の統合医療

などなどコラボレーションはいくらでも考えられます。

予防医学という考え方や、単に病気でないだけでなく、ウェルネス志向のライフスタイルが広まりつつあります。予防ということに関しては、歯医者さんの方が、医科よりも先んじて実践されています。

問題意識と向学心をもって、本来的に患者さんの健康に貢献する全人的・ホリスティックな歯科医療を目指しているドクターを探しています。

熱意ある人を基準に世の中は変化していきます。挑戦者だけが、新たな市場を創ることができます。健康市場がどんどん成長しているのを、歯医者さんは指をくわえて見ているだけではいけません。歯医者さんが創るホリスティックな歯科医療市場は、ものすごい可能性を秘めています。一緒に豊かな未来を描き、創造していきましょう。

もっと重要な仕事ができる!本質を突き、患者の利益に真剣になろう!

歯科の治療で取り除ける可能性のある症状や病気が、驚くほどたくさんあります。
そして、草の根で活躍されるブラックジャック歯科ドクターが確かに存在します。

今後、日本人の医療常識も変わっていきます。
歯科が医科と同等以上に評価、重視される時代が日本にもやってきます。
そうです、歯医者さんにはもっと重要な仕事ができるはずです!

人々に歯科医療に対する認識を変えよう。ホリスティックな歯科医療市場にルネッサンスを。

歯医者さんは患者さんの「幸せな驚き」にもっと貢献できないだろうか?
患者さんが自分自身の健康について、新しい発見をし、幸せな驚きと出会えるような、
そんな歯科医療ってできないだろうか?

近い将来、ホリスティックな歯科医院か、そうではない歯科医院かという分け方を生活者がし始めたら、先生はどうしますか?ホリスティックな歯科治療に関心のあるドクターが全国から集まって、刺激しあいながらそれぞれの力を発揮すれば、生活者に対して大きな影響力をもち、新たな歯科市場、質の高い歯科医療サービスの発展につながるでしょう。なにより夢が広がりませんか?ワクワクしませんか?楽しいと思いませんか?

市場を創ろう。一人じゃない!戦略を備えた影響力が武器。

「歯科医院は、行かなくてはいけない所。行きたくないけど、仕方なく行く所。

こういう患者さんに、何とかして来院してもらおうとがんばるのはもう止めましょう。「仕方がないから行く患者さん」は、歯科に使うお金の質が「消極的な消費」になっているはずです。「嫌な治療をされて、お金まで取られる」という気分でいますから、不満・クレームも起こりやすい。こうなるとドクターにとっては仕事が楽しくないし、しんどくなってしまいます。

消費者は、所得レベルによらず、高くても欲しいものを選択するようになりました。一通り満たされている今の私たちは、使うお金の予算配分が変わってきたということです。こだわるもの、感動するもの、癒してくれるもの、自慢できるもの、自分への投資には予算を多く取る。モノの経済合理的価値よりも、それを買う「私の感情」にどれだけフォーカスできるかが重要です。

「健康になりたい、前向きに生きたい、この先生に診てもらいたい」と言ってくれる人にこそ、 先生が持てる最高の仕事を提供しよう。

エッジの効いた消費行動に注目せよ!新しい消費者に標準と照準を移せ!

健康、エコ、自然がライフスタイルに溶け込み、モノ志向ではなく、コト志向。自分のために時間お金を使う。その一方で、デジタル対応している新しい生活者像を、先生は捉えられていますか?

健康感度の高い生活者はアンチエイジング&デトックスに関する消費に積極的です。体にいい食材、サプリメント、健康療法は一度は取り入れている、人生の質を高めようとする欲求が強い人たち。心と体に上質なものを求める「予算配分の新しい感覚」にドクターは対応できていますか?あなたは彼らに最適な治療・サービスを提供し、それを彼らに向けて「グッと来るメッセージにして」訴求できているでしょうか?

そして先生のメッセージは、影響力を持って地域の患者さんに伝わっていますか?

ビジネスとしてのパワーバランス、ポジショニングは変えられる。個々の小さな存在でしかなかったスイミーは、戦略的に集まることで大きな影響力を得た。

一人ひとりのドクターがそれぞれの地域でバラバラに「点」として活躍している状況で、大きな影響力を持つことは並大抵のことではありません。歯科業界が発展する道は、一匹の巨大なサメやクジラ(=一握りのスーパードクター)を作ろうとする戦略では無理があります。一人のドクターが診ることのできる患者さんは限られているのです。個々のドクターができることには限界があります。

全国に点在している個性的で上質な医療を提供しているドクターという、小さな個が集まることで、生活者のライフスタイルに大きな影響力を持つメディアが必要です。

歯医者さんは基本的にお客さん(患者さん)に来院してもらうほかありません。
また、ビジネスとしても、自分が営業に出てお客さんを集めに行くよりも、「集まって来てもらう」ようにするのがいい。だったら戦略的に「人の役に立って、人が集まる」方法を考えましょう。

流れを引き寄せるには、フォーカスすること。「一点突破、全面展開」です。 独自のビジョンを持ち、自分のビジネスの使命に焦点を当てた情報・メッセージを発信してください。そこでは人々を心身ともに巻き込んでいける人間力が鍵を握ります。

成功している個人も、企業も、とてもクリエイティブです。
人が意識していないことを見つけ出して「成功する前から」それをやっています。
人が無意識でやっていることをカタチにできた人が大きな利益を得ることになります。
「未来を予言する最もよい方法は、未来をつくってしまうこと」です。

独自性を引き出しながら、視覚化・言語化するツールを活用し、自分プロデュースメディアを作って下さい。
そこでは、

  • 自分の経験・技能レベルを明らかにすること
  • リアルな患者、生活者に焦点を当てること
  • スピリッツを思い出し使命を明確にすること

個々の優秀なドクターが発信する小さなメディアが集まって、共感を生み、共鳴する人々を引き寄せ、行動に駆り立てる影響力をもつ大きなメディアを育てていく。メディアの媒体力と先生のメッセージ発信力が相乗効果を発揮し、その結果として先生自身のビジネスの成長が促進されます。

まず、あなたが発信することがカギです。

もっと仕事を楽しみ、面白がろう!とんがっていこう!

「特徴のある人」が活きる時代です。
口先だけの多数派より、行動する少数派になろう。さぁ、個性を出していきましょう!

「そこまでやるのか」と周囲が驚くくらい徹底的にこだわってみましょう。 そこから他人がまねできない独自性が生まれてきます。

あなた自身を大事にできるのは、あなたしかいません。
あなた自身の中にある「宝」を見つけることです。
できるかどうかは他人が評価すればいいことです。
でも、やるかどうかは自分が決める。
自分の感性くらいは、自分が大事にしてあげましょう。
自分らしい秘かな目標を見つけてください。

「患者さんをたくさん集めたい」では集まりません。 問題の原因はいろいろあるでしょうが、自分だけが儲けようとしていることがボトルネックです。いつの時代でも大事なのは、「人の役に立つこと」です。たった一人の患者さんにフォーカスして、その患者さんの役に立ちたい、治してあげたいという強い想いがあるから、患者さんが先生を探し出してくれるという「シンプルな順番」があります。

「結果として」患者さんがたくさん集まったというのでなければうまく行かないのです。 売ることから離れた時に、ドクター自身の人間力は高まります。

人はモノそのものではなく、人の思いに共感します。 ドクターの仕事は本来とても尊いものです。

消費者である患者さんのことをよく知り、理解すること。 そして他でもない自分のことをじっくり見つめることが必要です。

大事なのは強く必要とされる役割を忘れないことです。 渾身の仕事は、一点集中から生まれます。 まず、自分の仕事について、その本質や価値をしっかりと考え直してみてください。うわべだけの顧客志向を超えて本物にこだわっていけば、おのずとわかる人が集まってくる。 考えて、考えて、考え抜いて、「これだ」という、自分独自の方向性を見つけましょう。

自分をさらけ出そう!ポイントは「メディア力」と「セルフプロデュース力」

「想い」がなければ、人の心を打つ「仕事」などできません。 想いは、あなたが発するエネルギーです。

特徴や強みをいくら説明しても、差別化はなかなかできません。
今、生活者は「共感」できるもの、「感動」を与えてくれるものを求めて探し回っているのです。個々の特別な経験を「できるだけ詳しく」知りたいのです。「この先生と出会えてよかった」と思えるかどうかが、結局は鍵を握るのです。

人を惹きつけるのは、いつも自分自身を語る人の方だということを忘れないようにしましょう。先生が経験したいろいろな発見、感動、感情、そして情報を素直に語ることです。ハラのそこから語るから、相手のハラに染みて影響力を持つ言霊になります。想いという抽象物は、言葉になることで伝道力を持ちます。「言葉」はエネルギーそのものだということを真剣に考え、想いに対して素直に行動を起こせる人が、やっぱりビジネスでも人生でも成功していく。

どのようなすばらしい商品・サービスをつくろうと、市場では「商品の無形性」が売られているのです。この無形性こそ、患者を獲得し、維持する決め手なのです。インターネットという個人メディアを活用して、時代に先駆けてあなたが自分の言葉で発信することは、すなわちビジネスでも生き残る道です。すべての対生活者コミュニケーションを統合的に捉え、相乗効果を生み出すような一貫したコンセプトをもってメディアを創り、経営的な強みを創っていくべきです。

想いを伝道していくメディアを一緒に創りませんか?

あなたは強い思い入れをもって、歯医者さんとしての仕事をしていますか?
強い使命をもって、治療していますか?
覚悟をもって、患者さまと関わっていますか?
それを上手に表現し、広めていますか?

想いを「他者に向かったメッセージ」という言葉にし、自分のメディアを創っていく。先生の発信する情報が影響力を持ち、先生を本当に必要とする患者さんが、集まってくる。生活者視点に立ったコミュニケーションをメディア化していくドクターがパワーを持つ時代です。それにはまず、先生が語ること。それがセルフプロデュースの本質であり、出発です。

仕事を通じて、誰かを感動させることができるだろうか?ということに挑戦しましょう!
忙しいだけではいけません。何のために忙しいかが問題です。

私の仕事はなんだろうか?
私のなすべきことは?
私は何者?
誰に、自分のことをどう覚えられたい?

たいていは「内」に答えがあることを忘れないで下さい。 「価値観」は、あなたの外にはありません。

それがあなたのビジネスの使命を教えてくれるはずです。 あなたのスピリッツを表明しましょう。スピリッツは魂です。あなたの魂が喜ぶ仕事をすることができるのは、あなた以外にいません。 志を持つ人間として、一緒に成長を続けましょう。

どんな価値観をもっているのか
何をしたいのか
何を必要とするのか
メディアを育てることがテコになって大きな力を生んでいきます。

まず、あなたが発信することがカギです。